額縁の卸を行う会社が解説!油彩額など額縁のセット方法と素材の特徴

額縁の卸を行う業者が額縁をセットするコツ・素材の特徴をわかりやすく解説!

新しい年をスタートするに向けて、心機一転、新しい額縁のご購入をお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

また、額縁の卸を行う業者から油彩額や水彩額などを購入したら、どのように作品をセットすればよいのでしょうか。大切な作品を額縁にきれいに納めるには、セットのコツを知っておくと役立ちます。

マット付きや油彩額など額縁の構造でセット方法が異なりますので、こちらでは種類ごとに額縁のセット方法をご紹介します。また、額縁の素材にも様々な種類がありますので、各素材の特徴も併せて解説します。卸業者から額縁を購入、またはオーダーメイドを依頼する際の参考になさってください。

額縁のセット方法

自信

マット付きの額縁

マット台紙の裏面に作品を貼り付けて固定するのが基本です。テープで固定するのが最も簡単で確実ですが、テープは額装専用のものをご利用ください。紙は湿気の影響で伸縮するため、糊がつく部分が最小限になるように固定するのがポイントです。一般事務用品のセロハンテープやマスキングテープは時間とともに変色したり、作品を傷めてしまうおそれがあります。

作品にテープを貼りたくない場合は、コーナーテープなどで四隅にポケットを作って固定しましょう。固定力はやや弱くなりますが、テープ跡を付けずに固定することができます。

マット無しの額縁

マット無しの額縁の場合は、額縁の裏面から作品を入れるだけです。額縁のサイズが合っていれば、特に固定する必要はありません。額縁よりも作品が若干小さい場合は、動かないようにテープで固定するとよいでしょう。作品の裏面から、表面のカバーに向けて貼り付けると簡単です。額縁よりも作品のほうが大きい場合、できれば作品をカットして大きさを揃えるのがおすすめです。折りたたんでセットすると、きれいに仕上がらない場合があります。

油彩額・日本画額

油彩額や日本画額は、厚みのあるパネルやキャンバスが入る額縁で、絵画規格サイズに合わせて作られています。作品のサイズに合わせて額縁を購入すれば、作品がぴったり額縁に納まるでしょう。作品をはめ込んだときに動いてしまう場合は、折りたたんだ新聞紙などを周囲に挟むことで固定できます。その構造上、間違ったサイズの額縁を選んでしまうと全く使えなくなってしまいます。サイズ違いの作品にはオーダーメイドの額縁をおすすめします。

額縁の卸業者アールクリアンは、特注サイズのオーダーメイドにも対応でき、短納期でお届けすることが可能です。お気軽にご相談ください。

額縁の主な素材

写真-フレーム

額縁本体に使われる素材は、大きく以下の4種類に分けられます。それぞれの特徴をご紹介します。

木製

額縁の素材で最もオーソドックスなのが木材です。木材は加工しやすく、細いフレームでも頑丈なのが特徴です。デザインの豊富さは随一で、天然の木目を活かした額縁など、木ならではの素材感が人気を集めています。紫檀、黒檀などの良質な材料にこだわった額縁は高価です。近年では他の素材の台頭によりシェアが減少していますが、複雑な加工が求められるオーダーメイドの額縁は、依然として木材の需要が高くなっています。

樹脂製

樹脂製は、わかりやすく言うとプラスチックの額縁です。近年は質感や見た目が向上し、各社からクオリティの高い樹脂製額縁が多数販売されています。軽くて持ち運びやすいのが大きなメリットで、ここ数年はシェアが急拡大しています。木材やアルミ製の額縁と比べて強度が劣るため、大きなサイズには適していませんが、今後の進化が期待されます。製品が均一で、いつでも同じ品質の額縁が手に入るのも大きなメリットです。

アルミ製

金属製の額縁の多くはアルミ製です。いわゆる金属らしいシルバー色だけでなく、一見アルミとは気づかない色や質感の額縁も多々あります。アルミ製の額縁は強度に優れているのが大きなメリットで、薄く細いフレームでも丈夫です。大きな額縁をお求めなら、アルミ製が第一候補に挙げられます。

MDF製

MDF製(中密度繊維材)は、再生木材チップを原料に合成樹脂を加えて固めた素材のことです。木材のように軽量で安定した丈夫さと高い加工性を持ちながら、木材特有の反りや割れなどが少なく、経済性に優れた素材です。製品の画一性が高く、いつでも同じ色合いや品質の額縁を入手することができます。

額縁の卸業者が油彩額や水彩額、組み立て済仮縁、ミニフレームをご提案

額縁の卸を行う業者から商品を購入した際は、この記事でお伝えしたセット方法を参考に、大切な作品を素敵な額縁に入れてお楽しみください。また、額縁はどの素材だから高級、安価ということはありません。デザインや色合いなどが気に入ったものを選ぶとよいでしょう。

額縁の卸業者アールクリアンでは、油彩額や水彩額、組み立て済仮縁、ミニフレームなど種類豊富に取り揃えております。一覧ページやカタログにはない商品も多数取り扱っており、オーダーメイドも承ります。短納期などご相談に応じますので、お探しの商品がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

額縁の卸業者アールクリアン

サイト名 アールクリアン
代表者 米田 和男(ヨネダ カズオ)
開業 平成24年7月1日
住所 〒546-0002 大阪府大阪市東住吉区杭全7丁目8−32
電話 090-3722-7466
FAX 078-330-8471
緊急FAX 06-7492-6629
URL http://artclient.jp/
業務内容 各種額縁企画製造卸、画材の卸売り(小売はいたしておりません)
営業品目及び取扱商品
  • 額縁(油彩額、日本画額、水彩額、出展用仮額、押し花用額、ちぎり絵額、写真用額、汎用額、色紙額
  • 叙勲額、賞状額、手ぬぐい額、ポスター額、OA用紙額、輸入モールディングオーダー額等)
  • 画材(洋画材料、日本画材料、紙マット類)
  • 絵画、国内作家油絵、色紙絵
  • 海外ブランドステーショナリー、高級ラッピング用品 ㈱アイハラ貿易代理店
  • 叙勲ビジネス用記念品の企画、製造卸売り
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